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ECサイトで必要なページ構成とは?基本のページと作り方を制作会社が解説

ECサイトで必要なページ構成とは?基本のページと作り方を制作会社が解説

「商品をネットで売りたいけれど、どんなページを用意すればいいのかわからない」——ECサイト(ネットショップ)制作のご相談で、最も多くいただく質問のひとつです。

ECサイトは、会社を知ってもらうためのコーポレートサイトとは目的が根本から異なります。ゴールは「商品を選んで、その場で買ってもらうこと」。そのため、商品一覧・商品詳細・カート・決済といった購入導線を中心に、通販ならではのページを組み立てる必要があります。

この記事では、福岡でECサイト制作を手がけるSeekNextが、ECサイトに必要な基本のページ構成、コーポレートサイトとの違い、そして購入につながる構成の考え方を、実務の視点から解説します。ホームページ全体のページ構成については、ホームページ制作で必要なページ構成とは?もあわせてご覧ください。

ECサイトとは?コーポレートサイトとの違い

ECサイトとは、サイト上で商品を選び、その場で購入・決済まで完結できるサイトのことです。「ネットショップ」「オンラインストア」と呼ばれることもあります。コーポレートサイトとは、目的もゴールも異なります。

ECサイトとコーポレートサイトの違いの比較図。ECサイトは目的が購入、コーポレートサイトは目的が問い合わせで、ECサイトは探す→カート→決済という購入導線を持つことを示す

  • コーポレートサイト:会社や事業を知ってもらい、信頼を得て「問い合わせ」につなげるのが目的
  • ECサイト:商品を魅力的に見せ、迷わせず「購入」まで導くのが目的

見てほしい相手も、達成したいゴールも違えば、必要なページも変わります。コーポレートサイトが情報を伝える設計なのに対し、ECサイトは**「選ぶ → カートに入れる → 決済する」という一連の流れをいかにスムーズにするか**が設計の中心になります。ここで少しでもつまずくと、そのまま離脱=売上の取りこぼしにつながります。

ECサイトに必要な基本のページ

まずは、ECサイトでよく使われる基本のページ構成です。各ページに、制作会社としての実務的な判断(必須/任意)も添えて解説します。商品詳細のように商品数だけ増えるページもありますが、ここでは「土台となる固定ページ」を中心に紹介します。

ECサイトに必要な基本の8ページ(トップ・商品一覧・商品詳細・カート・決済・特定商取引法・配送/返品・お問い合わせ)を横並びで示し、さらにFAQも加えることを表した構成図

1. トップページ必須

ネットショップの入り口です。「何を売っているお店か」「どんな世界観か」を数秒で伝えつつ、目的の商品へ素早く振り分ける役割を担います。

  • お店のコンセプトが伝わるメインビジュアル
  • 新着商品・おすすめ商品・ランキングなどへの導線
  • カテゴリ(商品ジャンル)への入り口
  • セールやキャンペーンのお知らせ
  • カート・検索窓(どのページからも使えるように)

2. 商品一覧(カテゴリ)ページ必須

商品をカテゴリや条件ごとに並べ、お客様が目的の商品を探すためのページです。絞り込み(価格帯・カラー・サイズなど)と並び替えが使いやすいかどうかで、探しやすさが大きく変わります。商品点数が多いお店ほど、ここの設計が売上を左右します。

3. 商品詳細ページ必須

ECサイトの心臓部です。実物を手に取れないお客様が、「買うかどうか」を最終判断するページなので、ここに情報を出し切ることが購入率を決めます。

  • 複数枚の商品写真(使用イメージ・サイズ感がわかるものを含む)
  • 価格・送料・在庫状況・お届け目安
  • サイズ/カラーなどの選択(バリエーション)
  • 素材・仕様・使い方などの詳細情報
  • お客様のレビュー・口コミ
  • カートに入れるボタン(画面内で常に押せる位置に)

4. カート(買い物かご)ページ必須

選んだ商品を確認し、数量を調整して購入手続きへ進むページです。「あといくらで送料無料」「合計金額」がひと目でわかること、購入手続きへのボタンが目立つことが基本です。ここでの余計な表示や分かりにくさは、そのままカゴ落ち(購入をやめること)につながります。

5. 購入手続き(決済)ページ必須

お客様情報の入力から、配送方法・支払い方法の選択、注文確定までの流れです。ECサイトで最も離脱が起きやすい場所であり、ここをどれだけスムーズにできるかが売上を左右します。

  • 入力項目は必要最小限に絞る
  • 会員登録なしでも購入できる「ゲスト購入」を用意する
  • 複数の決済手段(クレジット・コンビニ・後払い・各種スマホ決済など)に対応する
  • 入力エラーがどこにあるかを分かりやすく示す

6. 特定商取引法に基づく表記必須

ネットで商品を販売する事業者に、法律で掲載が義務づけられているページです。事業者名・住所・連絡先・販売価格・送料・支払い方法・返品条件などを明記します。ここが整っていないと、お客様の信頼を損なうだけでなく、法令違反にもなります。ECサイトでは省略できない必須ページです。

7. 配送・送料・返品交換ポリシー必須

送料・お届けにかかる日数・配送方法・返品や交換の条件をまとめたページです。購入前に必ず確認される情報であり、ここが不明瞭だと購入をためらう原因になります。特定商取引法の表記と内容が重複する部分もありますが、お客様が読みやすいよう独立したページ(またはよくある質問内)で分かりやすく案内するのがおすすめです。

8. 会員登録・マイページ任意おすすめ

購入履歴の確認、再注文、お気に入り登録、住所の保存などができるページです。リピート購入を促す仕組みとして効果的ですが、登録を必須にすると新規購入のハードルが上がるため、ゲスト購入と併用するのが基本です。まずは売ることを優先し、リピートを狙う段階で厚くしていくのが現実的です。

9. よくある質問(FAQ)おすすめ

送料・納期・返品・支払いなど、購入前の不安を先回りして解消するページです。問い合わせ対応の工数を減らす効果も大きく、EC運営では特に費用対効果の高いページです。

10. お問い合わせ必須

サイズや在庫、注文後のトラブルなど、購入前後の相談を受ける窓口です。「困ったときに連絡できる」という安心感そのものが、購入の後押しになります。電話番号や対応時間も併記できると、より信頼されます。

このほか、プライバシーポリシー(個人情報・決済情報を扱うEC では特に重要)も必ず用意しましょう。

ECサイトの作り方は「規模」で変わる

ECサイトは、扱う商品数や作り込みの度合いによって、適した作り方が大きく変わります。ページ構成を考える前に、まず「どの作り方で始めるか」を押さえておくと判断がスムーズです。

  • ASP・カート型(BASE・Shopify・STORESなど):カート・決済・セキュリティが最初から用意されており、低コストで早く公開できる。商品数が少ない・まず小さく始めたい場合に向く
  • 単品通販(LP型):1つの主力商品を深く見せて売る構成。商品の魅力・こだわり・お客様の声をじっくり伝えたい場合に有効
  • パッケージ・フルスクラッチ:独自の購入体験やデザイン、在庫・基幹システムとの連携が必要な、本格的なECに向く。コストと期間はかかる

ECサイトを成功させる3つのポイント

ページをそろえるだけでは、ECサイトは売上につながりません。構成を考えるうえで押さえておきたいポイントが3つあります。

ECサイトを成功させる3つのポイントの図。1.手順を減らす(買いやすく)、2.不安を消す(情報を明確に)、3.運用を続ける(集客と改善)が売上アップにつながることを示す

ポイント1:購入までのステップを、とにかく減らす

お客様は、手間を感じた瞬間に離脱します。「商品を見つける → カートに入れる → 決済する」までのクリック数と入力を、可能な限り減らすことが、売上に直結します。ゲスト購入、入力の自動補完、分かりやすいエラー表示——地味ですが、こうした一つひとつが購入率を押し上げます。

ポイント2:不安を先回りして消す

実物を手に取れないECでは、お客様の小さな不安を一つずつ潰していくことが購入の後押しになります。豊富な写真、サイズ表、レビュー、送料・納期・返品条件の明示。「実店舗なら店員に聞けること」を、ページだけで答えきれるかどうかがカギです。

ポイント3:公開後の運用と集客をセットで考える

ECサイトは、作っただけでは商品は売れません。SNS・広告・検索(SEO)などから、お客様を連れてくる導線が必要です。さらに、新商品の追加、レビューの蓄積、セールの実施といった運用を続けることで、売上は伸びていきます。ここは公開後の伴走が効いてくる部分です。

よくある質問

ECサイトのよくある質問4つをまとめた図。「ECとの違いは?→ゴールが違う」「何ページ必要?→基本は10前後」「ASPと独自開発は?→規模で選ぶ」「商品数が少なくても大丈夫?→問題なし」を掲載し、不安を先回りして解消することを示す

Q. ECサイトとコーポレートサイトは何が違いますか?

A. コーポレートサイトが「会社を知ってもらい、問い合わせにつなげる」ことを目的にするのに対し、ECサイトは「商品を選んで、その場で購入してもらう」ことがゴールです。商品一覧・商品詳細・カート・決済といった購入導線が中心になり、特定商取引法に基づく表記や配送・返品ポリシーなど、通販ならではの必須ページも加わります。目的が違うため、構成そのものが別物になります。

Q. ECサイトは何ページくらい必要ですか?

A. トップ・商品一覧・商品詳細・カート・購入手続き・特定商取引法に基づく表記・配送/返品ポリシー・お問い合わせが基本の骨格です。商品詳細は商品数だけページが増えるため「何ページ」と一概には言えませんが、テンプレートとなる固定ページは10ページ前後が目安です。商品数や決済方法によって構成は大きく変わります。

Q. BASEやShopifyのようなサービスと、フルスクラッチのECはどちらがいいですか?

A. 商品数が少なく、まず小さく始めたいならBASEやShopifyなどのASP・カート型サービスが現実的です。決済・カート・セキュリティが最初から用意されており、低コストで早く公開できます。一方、独自の購入体験やデザイン、基幹システムとの連携が必要になるとフルスクラッチやパッケージが選択肢になります。「まず何を売り、どこまで作り込むか」で判断が分かれます。

とくに、ブランドの世界観を大切にして選ばれたいのであれば、デザインや構成を自由に作り込めるカスタマイズ性の高いツール・手法を選ぶことが重要です。手軽さを優先して機能が限られたサービスを選ぶと、あとから「思い描いた世界観を表現できない」という壁にぶつかりがちです。どこまで作り込むか・どのツールが合うかは、商品やブランドの方向性によって最適解が変わります。判断に迷ったら、SeekNextにお気軽にご相談ください。目的や世界観をお聞きしたうえで、最適な選び方を一緒に整理します。

Q. 商品が数点しかなくてもECサイトを作る意味はありますか?

A. あります。商品数が少ない場合は、コーポレートサイトの中に購入機能を組み込む、あるいは1商品を深く見せる「単品通販(LP型)」の構成が有効です。むしろ商品が絞られているほど、その商品の魅力・こだわり・お客様の声をじっくり伝えられ、購入につながりやすくなります。規模より「誰に何を届けるか」が大切です。

まとめ:ECサイトは「迷わず買える」設計がすべて

ECサイトのまとめの図。基本は10ページ前後・迷わず買える導線・作り方は規模で選ぶ・公開後の運用が重要の4点を挙げ、ECサイトは「迷わず買える設計」が重要であることを示す

ECサイトで必要なページ構成について、基本のページと成功のポイントを解説しました。

  • 基本の骨格は10ページ前後 — トップ・商品一覧・商品詳細・カート・購入手続き・特定商取引法に基づく表記・配送/返品ポリシー・会員/マイページ・FAQ・お問い合わせ
  • 特定商取引法に基づく表記や配送・返品ポリシーは、EC ならではの必須ページ。コーポレートサイトとは構成そのものが変わる
  • 商品詳細ページと決済ページが売上を左右する。不安を消し、購入までのステップを減らすことが最優先
  • 作り方は規模で選ぶ。まずはASP型や単品通販で小さく始め、運用しながら育てるのが現実的
  • 公開後の集客と運用をセットで考えて、はじめて売上につながる

ECサイトの役割は、実物を手に取れないお客様に、迷いや不安なく「買う」という一歩を踏み出してもらうことです。そのために、何をどう見せれば購入につながるかを一緒に設計し、公開後も売上が伸びるよう運用を支えていく——そこが制作会社の腕の見せどころだと弊社は考えています。

「自社の商品に合うECサイトはどんな構成がいいのか」「今のネットショップの売上を伸ばしたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。SeekNextは、福岡を拠点に、ECサイトの企画・設計から制作、公開後の集客・運用改善まで一気通貫で伴走します。

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