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システム開発

React開発会社の選び方|費用相場と外注の注意点【実際の開発事例あり】

React開発会社の選び方|費用相場と外注の注意点【実際の開発事例あり】

Webアプリやシステムの開発を検討して調べていくと、「React」「TypeScript」「Next.js」という技術名を目にすることが多いはずです。これらは現在のWeb開発で世界的に主流となっている技術で、開発会社選びの重要な判断材料になります。

この記事では、Reactでの開発を外注したい企業向けに、Reactが選ばれる理由、開発会社選びのチェックポイント、費用相場、発注形態の違いを解説します。

Reactとは?多くの企業で選ばれている理由

Reactは、Webの画面(ユーザーインターフェース)を作るための技術です。Facebook(現Meta)が開発し、世界で最も広く使われている画面開発技術のひとつになっています。発注者の視点で重要なポイントは次の3つです。

  • 技術者人口が多い — 世界中で使われているため、開発できる技術者・会社が多く、将来の保守や引き継ぎ先に困りにくい
  • 画面の動きが速い — 画面の一部だけを効率的に更新する仕組みのため、業務システムの一覧・検索・入力操作が快適になる
  • 改修に強い — 画面を部品(コンポーネント)単位で組み立てるため、機能追加や変更の影響範囲を抑えやすい

現在は、Reactに型チェックの仕組みを加えるTypeScript、表示速度とSEOを強化するNext.jsを組み合わせた構成が企業開発の標準になっています。

Reactでの開発が向いている案件・向かない案件

向いている案件

  • 管理画面・業務システム(一覧、検索、入力、集計を頻繁に操作する)
  • 予約システム、会員向けサービス、SaaSなどのWebアプリ
  • 長期間使い続け、機能追加を重ねていくシステム
  • 既存のjQueryや古いシステムからの作り替え

向かない・過剰になりやすい案件

  • 数ページで更新頻度の低いコーポレートサイト
  • 一度作ったら改修しないキャンペーンページ

なんでもReactで提案する会社より、案件の性質に応じて「この規模ならWordPressで十分です」と言える会社のほうが信頼できます。

jQuery・VueとReactの違い

技術 特徴 現在の位置づけ
jQuery 2000年代からの定番技術 新規開発ではほぼ採用されない。既存サイトの保守が中心
Vue 学習しやすい国内人気の技術 現役だが、世界的な利用者数・求人数はReactが上回る
React 世界シェア最大級の画面開発技術 新規開発の第一候補。技術者確保・引き継ぎに強い

jQueryで作られた既存システムは、改修できる技術者が年々減っています。改修に困っている場合は、部分的にReactへ作り替える方法もあります。詳しくはシステムリプレイスの進め方をご覧ください。

React開発会社を選ぶチェックポイント

必須TypeScriptでの開発が標準になっているか

現在のReact開発ではTypeScriptの採用が標準です。「TypeScriptで開発しますか」と確認し、明確に答えられない会社は避けたほうが無難です。

必須設計・コード品質の方針を説明できるか

Reactは自由度が高いぶん、設計の質が保守性を大きく左右します。コンポーネントの設計方針、コードの書き方の統一、ドキュメントの残し方を質問してみてください。

必須画面だけでなく業務・データ設計まで対応できるか

業務システムでは、画面(フロントエンド)だけでなく、データベースや権限管理などサーバー側の設計が品質を決めます。フロントエンドからバックエンドまで一括で対応できる会社か確認しましょう。

おすすめ納品後に他社が引き継げる状態で納品されるか

ソースコード一式、環境構築手順、設計資料が納品物に含まれるかを確認します。属人化しない開発をしている会社なら、将来の引き継ぎもスムーズです。

おすすめ既存コードの調査・引き継ぎ実績があるか

他社が作ったReactアプリの改修や保守引き継ぎの経験がある会社は、コードの読み解きと品質評価に慣れており、新規開発の品質も期待できます。

会社選び全般の比較ポイントはシステム開発会社の選び方で詳しく解説しています。

React開発の費用相場

Reactを使うかどうかで費用が大きく変わるわけではなく、機能の数と複雑さで決まります。

規模 目安
小規模 〜100万円 既存サイトへの機能追加、シンプルな予約・申込画面
中規模 100〜300万円 顧客管理・在庫管理などの業務システム、会員向けWebアプリ
大規模 300万円〜 複数業務をまたぐシステム、外部連携を含むSaaS型サービス

内訳の見方や見積もり比較の方法はシステム開発の費用相場をご覧ください。

SeekNextのReact開発事例

「操作に対して画面が即時に反応する」というReactの強みが業務改善につながった、実際の開発事例を2件紹介します。

  • ケース1

    React(Next.js)で作ったアパレルのカスタマイズ注文システム

    アパレル(福岡・従業員10名規模)
    導入前の課題
    生地や服にオリジナルデザインを入れる注文をネットで受けられず、電話やメールでデザインを決めていたため、確認の往復が平均8回発生し、見積もり作成にも1件30分かかっていた
    実施した内容
    Next.js + TypeScriptで、生地やアイテムを選んでデザインを配置し、Canvasでその場にプレビューを表示するカスタマイズ注文システムを開発。見積もりの自動算出、Resendによるメール送信・PDF出力、Zohoとの顧客管理連携まで一つのNext.jsアプリで構築した
    導入後の変化
    デザイン確定までの往復は平均8回から4回に半減し、見積もり作成は自動化でゼロに。画面操作に対してプレビューが即時に切り替わる操作感は、Reactの得意分野がそのまま業務の工数削減につながった例。開発費150万円・期間約3ヶ月
    注意点
    決済連携は初期リリースでは見送り、注文後の確定は人の確認を挟む運用に。スコープを絞ることで、この規模・期間に収めている
  • ケース2

    Figmaのようなキャンバス操作を実現した大学の課題共有アプリ

    教育(佐賀県の大学)
    導入前の課題
    授業の課題が紙やバラバラのファイルで提出されており、教授の回収・整理の手間が大きく、過去の課題を検索・参照する仕組みもなかった
    実施した内容
    React + Canvasで、キャンバス上に文字や画像をドラッグ&ドロップで自由に配置して課題を作成できるWebアプリを開発。GoogleのAPIを使ったGoogleスライド・ドキュメントのプレビュー埋め込みで、そのままプレゼンにも使える形にした。バックエンドはExpress、インフラはAWSで構築
    導入後の変化
    提出・共有・管理がアプリ上で完結し、教授の課題管理の手作業が大幅に減少。過去の優秀な課題を検索して現在の生徒に紹介できるようになった。ドラッグ&ドロップで編集するツールのような操作性の高いUIは、Reactがもっとも得意とする領域。開発費約220万円・期間約4ヶ月
    注意点
    エディタのような高機能なUIは作り込むほど費用が膨らむ。編集機能を授業の用途に必要な範囲へ絞ることで、この規模に収めている

発注形態:受託開発と準委任(業務委託)の違い

React開発の外注には大きく2つの形態があります。

形態 内容 向いているケース
受託開発 要件を決めて完成物を納品してもらう 作りたいものが明確。社内に開発体制がない
準委任(業務委託) 技術者の稼働時間で契約し、開発を支援してもらう 社内に開発チームがあり、React人材を補強したい

社内にエンジニアがいない中小企業は受託開発が基本です。開発チームを持つ企業がReact経験者を確保したい場合は、準委任での支援を受けられる会社を探すとよいでしょう。

よくある失敗パターン

  • 実績の画面デザインだけで選び、業務システムに必要な設計力を確認しなかった
  • 「React対応可」の会社に依頼したら、実態は外注先への丸投げだった
  • TypeScriptなしで開発され、改修のたびに不具合が発生するようになった
  • ソースコードや環境構築手順が納品されず、他社に引き継げなくなった

まとめ

Reactは世界的に主流の画面開発技術で、業務システムやWebアプリを長く保守しながら使いたい企業に適した選択肢です。開発会社を選ぶ際は、TypeScriptの標準採用、設計方針の説明力、バックエンドまでの一括対応、引き継ぎ可能な納品物の4点を確認してください。

SeekNextのシステム・アプリ開発は、React・TypeScript・Next.jsを標準スタックに、新規開発から他社開発システムの引き継ぎまで対応しています。既存システムの保守にお困りの場合はシステム保守の引き継ぎ・開発会社の乗り換えも参考にしてください。

よくある質問

Q. ReactとVueはどちらがいいですか?

A. どちらも優れた技術ですが、世界的な利用者数・技術者数・求人数はReactが上回っており、長期的な保守や技術者の確保のしやすさを重視する場合はReactが有力です。既存資産や社内スキルがVue中心なら、Vueを継続する判断も合理的です。

Q. Reactで作られたサイトやアプリにはどんなものがありますか?

A. Facebook、Instagram、Netflix、Airbnbなど世界的なサービスの多くがReactを採用しています。日本国内でも、ECサイト、SaaS、社内業務システム、予約システムなど幅広い分野で使われています。

Q. Reactの欠点は何ですか?

A. 単純な静的サイトには過剰になりやすいこと、設計の自由度が高いぶん開発会社の力量差が出やすいことです。数ページのコーポレートサイトであれば、Reactを使わないほうが安く済む場合もあります。用途に応じて使い分けを提案できる会社が信頼できます。

Q. Next.jsとReactの違いは何ですか?

A. ReactはWebの画面(UI)を作るための技術で、Next.jsはReactをベースにページ表示の高速化やSEO対応、サーバー側の処理などを加えた開発フレームワークです。企業のWebアプリ開発では、ReactとNext.jsを組み合わせて使うのが主流になっています。

Q. TypeScriptでの開発は必須ですか?

A. 必須ではありませんが、業務で長く使うシステムには強く推奨されます。TypeScriptはプログラムの誤りを実行前に検出できるため、不具合の混入を減らし、機能追加や担当者交代の際も安全に改修できます。現在のReact開発ではTypeScriptの採用が標準的です。

React・TypeScript開発の見積もり・相談は無料

新規開発はもちろん、既存Reactアプリの改修・保守引き継ぎのご相談も承ります。SeekNextはReact・TypeScript・Next.jsを標準スタックとする開発会社です。初回相談・お見積もりは無料です。

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